「教え胸にまい進」 茨城県警察学校で卒業式
茨城県茨城町上石崎の県警察学校(菊地政次校長)で26日、初任科第314期短期課程(大卒)の卒業式が開かれた。男性33人、女性8人の計41人が鍛錬を重ねてきた約半年間の共同生活を終え、教官や家族に見守られながら水戸署など21署に巣立った。
菊地校長は式辞で「それぞれ志を忘れることなく、誇りと使命感を持って第一線に羽ばたいてほしい」と激励。滝沢幹滋県警本部長は「一件一件丁寧に向き合い、人間力を磨き、謙虚な気持ちを忘れず、学び続けることを大事にして」と訓示した。
総代の菊地紘輝巡査(23)=太田署配属=は答辞で「6カ月間を同期生と乗り越えられたことは人生の財産。学んだ教えを胸に、まい進していく」と力強く誓った。成績最優秀者として本部長賞を受けた高嶋章巡査(22)=古河署配属=は式典後、「強さ、優しさを常に持って、県民に信頼される警察官になりたい」と抱負を語った。












