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茨城県産「いせ海老」魅力探る 水戸で研究会 料理人ら試食、意見交換

シェフが腕を振るった常陸乃国いせ海老の料理
シェフが腕を振るった常陸乃国いせ海老の料理
シェフが腕を振るった常陸乃国いせ海老の料理
シェフが腕を振るった常陸乃国いせ海老の料理
常陸乃国いせ海老を使った料理を試食する参加者ら=水戸市内
常陸乃国いせ海老を使った料理を試食する参加者ら=水戸市内


茨城県のブランド「常陸乃国いせ海老」の食材の魅力を探ろうと、研究会「常陸国ガストロノミーLAB」が29日、同県水戸市内のレストランで開かれた。県内を中心とした和食やフランス料理店などのシェフらが集い、食材を最大限に生かした常陸乃国いせ海老料理を披露し、意見交換した。

料理人らで構成する団体「常陸国ガストロノミー」が主催。同団体は、定期的に、県内の魅力ある食材をテーマにし、各シェフが腕を振るい調理法やアイデアを発表している。今回で12回目。

参加した料理店は▽京遊膳 花みやこ(ひたちなか市)▽ラーム(同)▽コルク(水戸市)▽三春(日立市)▽フレンチ&ワインショップ蔵翔(笠間市)▽鮨松栄(同)▽レストラン アテリコ(埼玉県)の7店舗。このほか、料理研究家の矢野りほさん(ひたちなか市)と、会社員の大河紗也さん(東京都)の2人が参加した。

シェフらは、会場のレストラン厨房(ちゅうぼう)で調理。完成した料理を前に、調理方法やこだわりを発表した。その後、試食しながら、各料理を味わい、意見交換した。

蔵翔の山田翔太シェフ(37)は「足の身も取り出し、県産マダイと合わせてムースにした」、鮨松栄の臼井幸紀大将(46)は「足の身や海老のみそなども使って(すしの上に)あしらった」と、それぞれこだわりを話した。

同団体代表で、京遊膳花みやこ店主の西野正巳さん(60)は「面白い料理が出てきた。若手から学ぶこともあり、新しい風を取り込めた」と述べた。

各店のシェフが披露したメニューは、常陸乃国いせ海老が取れる期間中であれば予約し、食べることができるという。



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