「自転車の施錠徹底を」 茨城大学で盗難防止呼びかけ 県警

自転車の盗難や事故を防ごうと茨城県警は29日、同県水戸市文京の茨城大水戸キャンパスで学生に施錠や安全利用を呼びかけた。県警交通総務課、生活安全総務課、水戸署の警察官らのほか、同大の職員や学生も参加した。
学内の駐輪場を利用する学生にキーホルダーやチラシなどを配布。通学で自転車を利用するという同大3年、山下恒明さん(20)は「自転車が盗まれたことがあった。これからは施錠し交通ルールも守っていきたい」と話した。
この日は同大の同県日立市、阿見町の各キャンパスでも実施。生活安全総務課の木下知巳犯罪抑止対策第1係長は、盗難に遭う自転車の多くが施錠されていないとし「校内に限らず、家でも鍵をかけるよう習慣化してほしい」と訴えた。