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茨城県の中3 全教科一桁順位 全国学テ 茨城県教委「授業改善の成果」



小学6年と中学3年の児童生徒を対象として、4月に実施された2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、茨城県教育委員会は30日、茨城県の全国順位を発表した。中3は国語で7位、数学で過去最高の8位となるなど全3教科で一桁だった。

県教委によると、茨城県の教科ごとの順位は中3が国語7位(前回と同じ)、数学8位(前回23位)、理科9位(同10位)。小6が国語15位(同23位)、算数23位(同25位)、理科9位(同10位)。中3国語を除き、いずれも上昇した。

平均正答率は中3の国語55%(全国54.3%)、数学50%(同48.3%)、理科はIRTスコアと呼ばれる別の評価方法で508(同503)。小6は国語67%(66.8%)、算数57%(58.0%)、理科59%(57.1%)だった。

各教科の平均正答率は国から小数点以下を四捨五入した整数値で提供されている。理科は3年に1回の実施のため、前回実施は22年度、その他教科は24年度。順位については国から提供された都道府県の平均正答率を基に県教委が独自に算出した。

結果に関して、県教委は「各学校の教員が授業改善に取り組んでいる成果」と説明。24年10月から、小3~中2の国語、算数・数学で「基礎力アップチャレンジ問題」を提供したことも基礎力向上につながったとの見方を示す。数学の順位上昇は生徒の苦手な部分のフォローなどが要因とした。

全国学力テストは、県内の公立小447校と公立中228校で実施。対象教科ごとに、2万人以上が参加した。



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