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「日本一幸せな県実現」 大井川知事、3期目所信表明 茨城県議会開会

県議会定例会が開会し、3期目の所信を表明する大井川和彦知事=県議会
県議会定例会が開会し、3期目の所信を表明する大井川和彦知事=県議会


茨城県議会の2025年度第3回定例会は30日開会し、3期目を迎えた大井川和彦知事が「活力があり、県民が日本一幸せな県を実現する」と所信を表明した。他地域との差別化を図った県独自の施策展開やインフラへの投資などを進める考えを示し、「新しい茨城づくりに全力で取り組む」と決意を述べた。

大井川知事は、9月7日の知事選で3回目の当選を果たした後、初めて登壇した。「多くの県民からの理解と支援で3期目を担わせていただくこととなった。責任の重さに、身の引き締まる思い」とあいさつ。選挙期間中は県内の市町村を回り、多くの声を聞いたことに触れ、「茨城県の可能性の大きさを再認識した」と振り返った。

今後、重点的に取り組む政策として、「差別化」「インフラ投資」「多様な人材が活躍できる社会実現」の三つを挙げた。つくばエクスプレス(TX)の土浦延伸や茨城空港の機能強化、さまざまな人材が能力を生かし地域発展に貢献できる社会づくりなどを推進する意向を示した。

定例会には、中小企業の賃上げ支援や物価高騰対策など123億3800万円を追加する本年度一般会計補正予算案を含めた23議案、認定2件と報告1件を提出。会期は10月24日までの25日間で、3、6日に代表質問、7~10日に一般質問が行われる。



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