圏央道4車線化へ 橋桁の架設始まる 稲敷・江戸崎橋 茨城
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の4車線化工事に伴い、茨城県稲敷市の小野川をまたぐ江戸崎橋でクレーン2台で橋桁をつり上げる「相つり架設」が今月始まった。
工事を進める東日本高速道路(ネクスコ東日本)によると、橋桁は長さ約37メートル、重さが約43トン。仮桟橋の上でクレーンが橋桁をつり上げると、操縦者がタイミングを計りながらクレーンをゆっくり旋回させ、約50分かけて橋脚の上まで移動させた。
約10人の作業員がロープで引っ張り、橋桁同士をつなげられる高さまで誘導。橋脚のすぐ上まで移動した後、鉄製のピンやボルトで素早く固定した。
ネクスコ東日本は、江戸崎橋を含む稲敷-稲敷東インターチェンジ(IC)間の4車線化について、2026年度の運用開始を予定している。












