「笠間の栗」を広くPRしようと、儲(もう)かる笠間の栗産地づくり協議会(根本高行会長)主催の「第19回かさま新栗まつり」が3日、茨城県笠間市笠間の笠間芸術の森公園イベント広場で開幕した。5日まで。焼き栗やモンブランなど同市が誇る秋の味覚や、栗にまつわるゲーム、クラフト販売など多彩な催しを楽しもうと多くの人が訪れている。

今春、かさま応援大使に就任した西武プリンスホテルズワールドワイドの菓子・製パン名誉総料理長の内藤武志シェフが特別出店。オリジナルのモンブランを販売した。常陸国ガストロノミーは一流シェフが栗料理を提供した。神奈川県川崎市から訪れた女性は「笠間の栗はブランドというイメージ。栗ご飯がおいしかった」と満足そうに話した。

全国の栗産地も参加し、自慢のモンブランや生栗を販売する。5日は笠間特別観光大使の安達勇人さんらのスペシャルライブや、「笠間の栗　アイディアレシピコンテスト2025」の公開最終選考を行う。