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八千代町 娯楽施設「グリーンビレッジ」新装へ 電子決済導入、加工施設機能拡充も にぎわい創出の場に再整備 茨城

温泉、直売所、レストランを備えた八千代グリーンビレッジの「憩遊館」=八千代町松本
温泉、直売所、レストランを備えた八千代グリーンビレッジの「憩遊館」=八千代町松本


茨城県八千代町は同町松本の娯楽施設「八千代グリーンビレッジ」のリニューアルに取り組む。コワーキングスペースの新設や電子決済設備の導入に加え、加工施設の機能を拡大し、地場産食材の6次産業化を目指す。施設の老朽化に対応するとともに、にぎわい創出の場として再整備を図る狙いだ。

同施設は1997年4月にオープンした。約8ヘクタールの敷地に温泉、直売所、レストランを備えた「憩遊館」や、バーベキュー場、クラインガルテン(滞在型市民農園)、食材の加工施設などがある。昨年度の利用客は7万人以上に上る。2022年度から指定管理者として、クリーン工房(埼玉県さいたま市)が施設を運営している。

オープンから約30年が経過して老朽化が進んでいたため、町議会は9月定例会で憩遊館の工事請負契約締結案を可決した。工事では内装の改修に加え、電気風呂やミストサウナを新設。ICタグによるキャッシュレス決済の導入や、コワーキングスペースの新設も行い、利便性向上を図る。

施工業者は、一般競争入札により落札した鈴縫工業県西営業所(同町菅谷)と高塚建設工業(同町若)の共同企業体(JV)。請負金額は4億6871万円で、国の交付金などを財源に充てる。工期は3月末まで。

加工施設の改修は設計終了後、本年度中に工事を行う。同施設ではこれまで町外のウナギを加工し、ふるさと納税返礼品として出品していた。今後は町産の鶏卵など、地元の食材も加工できるよう、新たな設備の導入を計画している。

憩遊館については工事の影響で、1日から来年3月末まで休館し、4月にリニューアルオープンする予定だ。



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