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《60th 茨城県芸術祭》オペラの迫力感じて 県民協会50周年公演 水戸で12日、カルメンや創作曲披露

県芸術祭のオペラ公演に向け、稽古に励む出演者ら=笠間市内
県芸術祭のオペラ公演に向け、稽古に励む出演者ら=笠間市内


茨城県芸術祭(県、茨城文化団体連合、茨城新聞社など主催)のオペラ公演として、県民オペラ協会(中川喜久治会長)の創立50周年記念ガラコンサートが12日、同県水戸市泉町の水戸市民会館で開かれる。本番に向け、出演者たちは、合唱や演技の完成度を高める稽古に汗を流している。

今回の演目は、筑波山の麓に伝わる小野小町伝説を基に愛の力を描いた創作オペラ「小町百年の恋-筑波山愛ものがたり」(ハイライト版)のほか、オペラの傑作として名高い「カルメン」(同)などを予定。ゲストで東京二期会員の小林由佳さん(メゾソプラノ)や谷川佳幸さん(テノール)をはじめ、オペラ協会員の中村喜代美さん(ソプラノ)、八木優美さん(同)らが出演する。

同協会は1975年設立。約100人の会員が在籍する。節目の公演を控え、芸術監督の清水良一さん(バリトン)は「オペラは音楽、文学、美術の融合で、ドラマチックなものが多い。それぞれの歌手の声の音色の違い、美しさ、マイクを使わない生の声の迫力を感じてほしい」と話す。同協会副会長の町田由美子さん(ソプラノ)は「『小町百年の恋』は筑波山の情景が思い浮かぶセッティングにする。芸術祭に向けて力が入っている」と意気込みを語った。

開演は午後1時。入場料は前売りで一般3000円(当日3500円)、高校生は前売りと当日各500円、小中学生は無料。問い合わせは県民オペラ協会事務局(電)090(2427)4697。



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