ロッキン〝聖地〟に歓喜の声 音楽と2万発の花火 光の演出楽しむ ひたち海浜公園 茨城・ひたちなか

音楽と花火が融合した「ロッキンスター・カーニバル」が4日、茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で開かれた。人気DJのプレーで放たれるJポップやJロックの曲に同調し、秋の夜空に打ち上がる2万発の花火や光の演出を多くの人が楽しんだ。
音楽野外フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(通称・ロッキン)」を主催するロッキング・オン・ジャパン(東京)などが「新しいエンターテインメント」として開催した。4年前から千葉県千葉市に会場が移ったロッキンが、2000年の初回以来、コロナ禍以前までの開催地としてきたひたちなかとの絆も意識し、〝聖地〟である同公園で開催された。
プログラムは本番まで明かされず、DJ和さんのプレーで、大音響で流れる曲が何か分かると、観客たちは歓喜した。同時に「楽曲の世界観」を表現する花火がこれでもかというほど次々に打ち上がり、漆黒の空に鮮やかな「光の花」を開くたびに、「おおーっ」と声が上がった。