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親子が植樹で森づくり 食育や箸作り体験も 茨城・常陸太田

サトウカエデなどを丁寧に植樹する参加者たち=常陸太田市里川町
サトウカエデなどを丁寧に植樹する参加者たち=常陸太田市里川町


茨城県常陸太田市の森づくり啓発事業「第4回メープルリーフの森づくり」が4日、同市里川町のふるさと交流施設「プラトーさとみ」周辺で開かれた。森林環境譲与税を活用し森林への関心を高めるとともに、二酸化炭素吸収源の増加を図り、カーボンニュートラルを目指す取り組み。市内外から家族連れなど24組86人が参加して植樹を行い、箸作りなどのワークショップを楽しんだ。

植樹面積約0.1ヘクタールに高さ30~50センチほどのサトウカエデ約200本とイタヤカエデ約100本の苗木を植えた。作業は県林業種苗協同組合のスタッフらが植え方などを実演。参加者は長靴に軍手を着け、山の傾斜に気を付けながら、くわや小さなスコップを使って大きめの穴を掘って丁寧に植え、木が倒れないように周囲を踏み固めた。

市内から参加の小学6年、鈴木愛梨さん(12)は1回目から参加。「掘って植えて土をかぶせる一連の作業が楽しい。植える穴に枯れ草などを入れないように気を付けた。メープルシロップがたくさん採取できるように育ってほしい」と汗を拭っていた。

植樹の後は食育アプリ「スケッチクック」体験や、血圧や肌年齢などの健康測定会、箸作りや丸太切りの体験、木製輪投げなどに挑戦していた。

藤田謙二市長は「地球をしっかり守っていこうという取り組み。皆さんに笑顔で植樹をしてもらった。体験を通して家庭でも環境について話をするなど意識を高め、また里美に遊びに来てほしい」と話した。

同事業は旧里美牧場エリア内で閉鎖になった牧場跡地を山に戻すため、大塚製薬と明治安田生命保険との包括連携協定事業の一つとして取り組む。計画では約4ヘクタールに植樹し、20年後の樹液収穫を目指す。



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