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古民家の宿再生 古河の「旧山川邸」活用 俳優・水原希子さん監修 茨城

旧山川邸の前に立つ山中美登樹代表理事=古河市恩名
旧山川邸の前に立つ山中美登樹代表理事=古河市恩名
水原希子さんが監修した家具や小物が配置された室内
水原希子さんが監修した家具や小物が配置された室内
宿泊施設の庭に置かれた食卓
宿泊施設の庭に置かれた食卓


茨城県古河市恩名にある古民家「旧山川邸」を活用した宿泊施設がインテリアやデザインを見直し、リニューアルオープンする。今月7日から予約の受け付けが始まった。米国の大手宿泊仲介業者との連携で取り組んできたプロジェクトで、伝統的な日本家屋の魅力を国内外にPRし、宿泊客を呼び込む狙いだ。

エアビーアンドビー日本法人(東京)と全国古民家再生協会(同)が連携して空き家問題の解決や地域創生に取り組むプロジェクトの第1弾。俳優でモデルの水原希子さんが監修に関わった。

旧山川邸は木造2階建て、延べ床面積約363平方メートル。150年以上前に建てられた。武家屋敷の雰囲気を残し、堂々とした母屋と門が特徴。敷地は約10ヘクタールあり、竹林や畑が広がる。現在は同協会が所有し、2023年10月に一般社団法人「まくらがDMC」(山中美登樹代表理事)が、国や古河市、エアビー社の支援を受けて宿泊施設「kominka 翠sui」としてオープンした。

監修した水原さんは現地へ5~6回足を運んだという。広々とした間取りの居間や寝室、玄関には、水原さんが選んだソファやモダンな照明、カジュアルな調度品が並び、庭には水原さんの友人の木工芸家が組み立てた食卓が置かれた。

山中さんは「『暮らすように泊まる森の古民家』がコンセプト。宿泊体験を重視する同社の考えにも近い」と話す。

エアビー社の広報担当者は「地元を含めて国内外の方に来てもらいたい。日本文化を象徴する古民家をぜひ楽しんで」と話した。

予約受け付けは11月末まで。1棟貸しで2人以上最大8人まで、1泊当たり1人1万7640円。同社の仲介サイトで受け付けている。



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