公明 連立離脱へ 自民と献金規制で溝
公明党は10日、自民党との連立政権の枠組みから離脱することを決めた。高市早苗総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが、溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。政策ごとの協力は継続し、選挙協力は人物本位とする方向だ。公明は1999年10月に自民、自由両党連立政権に参加。自公が下野していた時期を除き、22年以上の連立の歴史が幕を下ろす。
公明党は10日、自民党との連立政権の枠組みから離脱することを決めた。高市早苗総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが、溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。政策ごとの協力は継続し、選挙協力は人物本位とする方向だ。公明は1999年10月に自民、自由両党連立政権に参加。自公が下野していた時期を除き、22年以上の連立の歴史が幕を下ろす。