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石川氏の選任認めず 自民茨城県連 衆院5区支部長、公募へ

石川昭政氏
石川昭政氏


次期衆院選を巡り、自民党茨城県連(海野透会長)は15日、茨城5区の公認候補に当たる「第5選挙区支部長」に、これまで支部長だった石川昭政氏(53)の「選任を認めない」とする方針を決めた。今後、党本部の承認を踏まえ、公募による新たな支部長選定を目指す。同県水戸市内で同日、記者会見を開いて発表した。

茨城5区は昨年10月の衆院選で石川氏が出馬し落選、比例復活もなかった。選挙後の県連による聞き取りに対し、石川氏は続投意向を示していた。

県連は同日開いた総務会で、新たな支部長を選任する方針を決定。理由について、海野会長は「保守の地盤は決して弱くない地域。(石川氏の)日常の活動が足りず、地元とのコミュニケーションも不足している」と説明した。近く党本部に報告し、県連の役員会で公募日程などを決める方針だ。

茨城5区の日立、高萩、北茨城、東海の4市村など各支部は6月、新たな支部長の選任へ向けた連絡協議会を発足。石川氏の「支部長選任を認めない」とする決議を採択し、県連に要望した。決議を受け、県連の白田信夫幹事長が党本部に状況を報告していた。

連絡協議会の下路健次郎会長は「事務所の体制など改善を求めてきたが変わらず、地元の党員から不満の声が上がっていた」と話した。

■「組織づくりが不足」 政治活動は継続意向 石川氏

石川昭政氏は、選任しない理由となった地元とのコミュニケーション不足について、地元の意見を実現するため東京での仕事に時間を要したとする一方、「事務所の体制の不備やそれを補う組織づくりが不足していた」と述べた。今後も政治活動は続けるといい、「生まれ育った県北地域の皆さまが安心して暮らせるよう頑張りたい」と強調した。



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