茨城・鉾田市長選19日告示 現新一騎打ちの公算

茨城県鉾田市長選は19日、告示される。立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の岸田一夫氏(69)と新人で市議の井川茂樹氏(73)。現新2氏による一騎打ちとなる見通し。
岸田氏は2期8年の実績を強調した上で、市役所新庁舎・複合施設の整備や、鹿島灘海浜公園での「道の駅」整備、農産物のブランド強化・輸出拡大などを訴える。「鉾田市の100年、200年先を見据え、ここで立ち止まるわけにはいかない」と語る。
井川氏は「市役所新庁舎計画を見直し、負担の少ない、人口に合った施設にするべき」と主張。エアコン設置費助成など物価高騰対策や農産物のブランド化などを掲げる。「これまでの市議の経験とネットワークを生かし、市の未来を動かしたい」と話す。
投票は26日午前7時から午後6時まで市内21カ所で行われ、同7時半から徳宿の市生涯学習館スポーツクライミングセンターで開票される。有権者は3万6979人(9月1日現在)。