パンダ誘致、機運醸成 日立でフェス ダンスやアート 19日まで 茨城

パンダをテーマとするイベント「第3回パンダフェス」(同実行委員会主催)が18日、茨城県日立市幸町の日立シビックセンター新都市広場で始まった。日中友好とともに、同市のかみね動物園へのパンダ誘致を目指し、機運を盛り上げるのが狙い。多くの来場者がダンスやアートを楽しんだ。同フェスは19日まで。
フェスは「パンダを茨城へ」を合言葉に、県と市のパンダ誘致推進協議会などが共催した。メインステージではダンサーのSAMさんが振り付けした曲「ワンダーパンダーランド」を中心に、小学生から高校生までのグループ10組が練習の成果を披露。SAMさんが審査委員長を務めた。
県日中友好協会が募集し、パンダを描いたアート作品1300点も同所のマーブルホールで展示されている。
中国企業やパンダ関連の物販、飲食店も数多く出店。親子で訪れた水戸市の小学2年、益子沙和さん(8)はパンダ柄のメークを体験し、「かわいいので大好き。いろいろ体験できて楽しい」と笑顔。父親の透さん(49)は「茨城にパンダが来てくれると盛り上がる」と期待を寄せた。