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【更新】茨城・桜川市長選 大塚氏4選、2新人退ける 投票率過去最低49.98%

支持者らと万歳三唱する大塚秀喜氏(中央)=桜川市真壁町古城
支持者らと万歳三唱する大塚秀喜氏(中央)=桜川市真壁町古城


茨城県桜川市長選は19日投開票され、無所属現職の大塚秀喜氏(64)=公明推薦=が、いずれも無所属新人で、前市議の榎戸和也氏(73)と元会社員の高橋満氏(80)を破り、4選を果たした。当日有権者は3万2078人で、投票率は過去最低の49・98%(前回は57・75%)。

前回、前々回と同じ顔触れの現新3氏による選挙戦となった。大塚氏と榎戸氏の事実上の一騎打ちとなり、市政の継続か刷新かが主な争点となった。

同日午後8時15分過ぎ、同市真壁町古城の選挙事務所に当選確実の一報が伝わり、大塚氏は支持者と万歳三唱。「大きな問題は少子高齢化。何とかブレーキをかけるように頑張っていければ」と述べた。

選挙戦では、後援会組織を強力に引き締めた。公明県本部や各団体の推薦を取り付けつつ、票の上滑りを警戒。支援継続の訴えを強めるとともに、若年層の票の掘り起こしに力を注いだ。

街頭演説では、人口減少対策に注力する姿勢を強調した。JR大和駅北地区開発の総仕上げとして、商業施設のオープンや道の駅整備を推進すると訴えた。小中学校の統合にも前向きな考えを示し、市政継続を求めた。

榎戸氏は同地区開発を問題視した上で、移住を視野に入れた空き家対策や配布タクシー券の増加といった交通対策、水道設備の更新などを訴えたが、及ばなかった。高橋氏は選挙の不正防止などを訴えたが、伸び悩んだ。

大塚秀喜(おおつかひでき) 64 無現(4)
【略歴】市社会福祉協議会長。[元]市議当選2回、旧真壁町議当選3回。中央工学校卒。真壁町桜井 [公]

年齢は投票日現在。()は当選回数。略歴は、現職、元経歴、学歴、現住所。末尾の[]は推薦・支持政党

■桜川市長選開票結果(選管最終)
当 8,863 大塚秀喜 64 無現
  6,539 榎戸和也 73 無新
   342 高橋満  80 無新



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