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「古代の織物」作品展 暮らしになじむ50点 茨城・水戸

倭文織の糸になるコウゾに触れる来場者=水戸市見川
倭文織の糸になるコウゾに触れる来場者=水戸市見川


茨城県那珂市瓜連地区に伝わる古代の織物「倭文織(しづおり)」の作品展が21日、同県水戸市見川の偕楽園公園センターで始まった。同織物の復興に取り組む機織りサークル「手しごと」(三ツ石敏会長)が原料となるコウゾの栽培から手がけ、バッグやランプシェードなど暮らしになじむ50点に仕上げた。同展は26日まで。

作品は涼しげな風合いが特徴だが、染色や織り方、他素材との組み合わせ次第でさまざまな表情を見せる。アカネで染めたコウゾの糸と白い毛糸を緩く織った敷物は、淡い紅白のチェック柄や毛糸が秋らしい雰囲気を醸し出している。

立ち寄った同県常陸大宮市の男性(42)は「天然素材ならではのふぞろい感に温かみを感じる」と興味深そうに話した。



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