常陽寝装 破産手続き開始決定 負債7200万円 茨城
帝国データバンク水戸支店は22日、寝具レンタル・販売の常陽寝装(茨城県日立市幸町)が水戸地裁日立支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は7日付。負債は約7200万円。
同社は1952年創業、92年に法人化した。布団のレンタルと販売が主力事業で、座布団のレンタル、毛布やシーツなどの販売も手がけた。2003年9月期の年売上高は約5400万円を計上した。
だが、レンタル需要の縮小に加え、量販店の台頭で業績は後退。23年9月期の年売上高は約2800万円まで落ち込んだ。代表が今年2月に亡くなり、後継者不在で先行きの見通しが立たなくなったことから、事業継続を断念した。
 
                    
 
                         
                        









