里美かかし祭23日開幕 展示63体を審査 茨城・常陸太田
茨城県常陸太田市の秋の風物詩「第38回里美かかし祭」(さとみ祭り実行委員会など主催)に寄せられた手作りかかしの審査会が23日、会場となる同市大中町の里美ふれあい館イベント広場で開かれた。展示されたユニークなかかし63体を、地元自治体や農協、商工会の関係者ら審査員10人が見て回った。各賞は開幕日の25日に発表する。
会場には、巨大なゴジラや童話の1シーンを表現した大作をはじめ、米大リーグ(MLB)で活躍する大谷翔平選手、大相撲の力士、来年の干支(えと)でニンジンをくわえた馬など、世相を反映したユニークで魅力的な作品が並んだ。
井坂統幸実行委員長は「ユニークなかかしばかり。クオリティーが高く審査が大変難しかった。足を運んでもらい、一つ一つのかかしの個性を発見してほしい」と話した。会期は来月22日まで。












