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マコモタケ「おいしい」 潮来二中生が収穫体験 茨城

マコモタケを味わう生徒たち=潮来市新宮
マコモタケを味わう生徒たち=潮来市新宮


茨城県潮来市の特産品「マコモタケ」をより深く知ってもらおうと同市シルバー人材センターは27日、同市新宮の水田で中学生を対象に収穫の体験を実施した。市立潮来二中の2年生約50人が参加し、収穫や洗浄に挑戦した。

マコモはイネ科の多年草。同センターが5月に実施した苗植えでは高さが30センチほどだったが、現在は約2メートルまで成長した。肥大化した茎はマコモタケといい、生でも食べられる。中華料理や天ぷらにしても相性がいいとされる。

この日は、同センターで「食用まこも栽培・販売」を担当する町田信夫さん(80)たちが、収穫方法を教えた。中学生はぬかるむ水田で鎌を動かし、マコモタケを手にすると笑顔を見せた。水で洗浄し、汚れを落とす工程も体験した。最後には味見も行った。

参加した辺田瑛馬(へたてるま)さん(14)は「(マコモタケを)硬いものと思っていたが、切ると柔らかかった。こりこりしておいしかったので、家族とも食べてみたい」と話した。町田さんは「新鮮で形のいいものができた。若い人たちに、マコモを知ってほしい」と期待した。

収穫したマコモタケは、道の駅いたこで販売されている。また、同市内の小中学校の給食で使用される予定だ。



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