「ワニー参事官」茨城県知事表敬 金融庁公式キャラ、連携強化求める
金融庁公式キャラクターで金融経済教育を推進している「ワニー参事官」や関係者らが30日、茨城県庁に大井川和彦知事を表敬訪問し、連携強化を求めた。
金融庁は国民が経済的に自立し、安心で豊かな生活(フィナンシャル・ウェルビーイング)を実現できるよう金融リテラシー(お金に関する知識や判断力)の向上を図っている。ただ2022年の調査では「学校で金融教育を受けた人」の割合が全国平均7%にとどまっているのが現状だ。
そのため、ワニー参事官は全国の知事を訪問をしたり、親子向けイベントに参加したりするなどし、金融経済教育の浸透を進める。
同日、金融庁と財務局は県との連携強化や、金融経済教育推進機構(J-FLEC)が行う講師派遣事業の活用を求めた。
同席した県公認バーチャルユーチューバー「茨ひより」が有効な資産運用を質問すると、ワニー参事官は久保田克司水戸財務事務所長の通訳を介して「長期、積み立て、分散投資によって複利効果を享受しつつ安定的な資産形成が可能になると考えられる」と回答した。











