警察学校で嘱託警察犬審査会 43頭が訓練の成果披露 茨城県警
茨城県警の嘱託警察犬審査会が31日、同県茨城町上石崎の警察学校で開かれ、犬43頭と指導士21人が参加し、日頃の訓練の成果を披露した。地面に付いたにおいをたどる「足跡追跡」と5種類の布からにおいを嗅ぎ分ける「臭気選別」の2部門で行われた。
トイプードルの「ファニー」(1歳、雌)ら5頭と参加した同県東海村、鈴木博房さん(75)は「いつも通りにできた。行方不明者を見つけて、悲惨な事故などを防げたら」と語った。
県警鑑識課によると、嘱託警察犬は行方不明者の捜索や逃走した犯人の追跡時に活躍し、今年は9月末までに109回出動。須永昇課長は「成果を上げられるよう、日々訓練するとともに、警察との連携を強めていただければ」と述べた。












