【更新】明治安田J2 水戸、初のPO出場圏 甲府に競り勝ち6位以上確定 次節、J1昇格、初Vの可能性も
明治安田J2第35節の水戸は2日、山梨県のJITリサイクルインクスタジアムで甲府と対戦し、甲府に1-0で完封勝ちした。水戸の今季通算成績を19勝10分け6敗、勝ち点67。水戸はクラブ史上初のJ1昇格プレーオフ(PO)出場圏内となる6位以上が確定し、次節にもリーグ優勝とJ1自動昇格が決まる可能性が浮上した。
水戸は立ち上がりから甲府の攻撃に苦しみながらも、自ゴール前を固めて反撃を狙った。すると前半45分、セットプレーの流れから敵陣深くに侵入した味方の折り返しを加藤が収め、右足で先制点を生んだ。後半は攻勢を強めた甲府に対し、自陣に押し込まれる展開が増えたが、組織的な守備でしのぎ、2試合連続の完封勝利とした。
今季は残り3試合で、クラブの過去最高成績となる2019年の7位を更新。今節、2位長崎との勝ち点差が4に開いたため、次節で水戸が勝利すればリーグ優勝とJ1昇格を決める可能性が出てきた。
森監督は試合後の会見で、「粘り強く戦い、まずは初のPO進出を決められたことは喜ばしい。だが、今は優勝を目指している。一戦ずつ勝ち点3を取れる準備をしていきたい」と語った。
次節は9日、ケーズデンキスタジアム水戸で大宮と対戦する。
▽JITス(観衆9,281人)
甲府 11勝14敗10分け(43) 0-1 水戸 19勝6敗10分け(67)
0-1
0-0
▽得点経過 甲 水
前45分
【水】 0-1 加藤
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