「甘くておいしい」 大子・奥久慈りんご 茨城
茨城県大子町特産の「奥久慈りんご」が真っ赤に色づき、リンゴ狩りシーズンを迎えた。3連休の中日となった2日、久慈川と月待ちの滝に囲まれた同町川山の「姫ケ滝りんご園」では多くの家族連れらが訪れ、好みのリンゴをもぎ取ったり試食したりして楽しんでいた。
旬を迎えたのは、「はるか」や蜜の入りが多い「ふじ」など8種類。同園3代目の斎藤悠平さん(27)は「今年は例年に比べ色づきが良く、味も濃い。近年は寒暖差が大きいので、蜜の入りも多い」という。
毎年家族で訪れている千葉県横芝光町の斉藤泰子さん(37)は「甘くておいしい。リンゴ狩りを通し、子どもたちにも自然の豊かさを感じてほしい」と話した。
大子町には約40のリンゴ園があり、多くの園でもぎ取りができる。同園によると、11月下旬ごろまで楽しめるという。












