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花生け、小瀬高4連覇 即興創作、全国大会へ 茨城・水戸

決勝戦でダイナミックに枝物や花を生けていく高校生=水戸市千波町
決勝戦でダイナミックに枝物や花を生けていく高校生=水戸市千波町


即興で花を生け、所作や表現力を競う「全国高校生花いけバトル茨城大会2025」が3日、茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれた。10校30チームが出場し、みずみずしい感性と創造力で作品を完成させた。枝物で「秋」を表現した県立小瀬高が4年連続で優勝し、全国大会へ駒を進めた。

茨城大会は、いばらきの花振興協議会が主催。県産花きの消費拡大とともに、若い世代に花の魅力を感じてほしいと2020年度から開催し、6回目を迎えた。

ステージではわずか5分間で、生徒たちが県産のバラやカーネーションなど約40種の花やJA常陸奥久慈枝物部会が栽培した枝物約40種から自由に選び、創作。同部会の石川幸太郎会長(76)は「枝物の四季を感じながら生けてほしい」と見守った。

頂点に立った小瀬高のチーム「ONE HEART(ワン・ハート)」の鯉沼空さん(18)と根本聖梛(せな)さん(17)は決勝戦の後、優勝をアナウンスされると、抱き合って喜んだ。2人は「全国大会に向け練習を重ねたい」、「自分らしい作品をつくりたい」と抱負を語った。

また、準優勝の県立高萩高チーム「藤咲」の広木琴音さん(18)は「準優勝は最高」と声を弾ませ、松本葵さん(16)は「先輩と一緒にここまで来ることができた」と涙ぐんだ。

全国大会は、来年1月25日、高松市で開催される。



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