秋の叙勲伝達式 茨城発展に功績 44人の栄誉祝う
秋の叙勲伝達式が4日、茨城県庁で行われた。3日付で発令された県内受章者のうち、総務省と厚生労働省、こども家庭庁、消防庁関係などの44人に大井川和彦知事から勲章が贈られ、茨城県発展の功績がたたえられた。
式典では大井川知事が人口減少に伴う人手不足や激甚化・頻発化する自然災害などの課題を挙げ、「将来にわたり発展を続けられるよう、ご指導をお願いしたい」と栄誉を祝い、一人ずつ勲章を手渡した。西野一県議会議長も「県民の知恵と力を結集し、新しい茨城づくりを進めていかなければならない」と述べ、さらなる貢献に期待を寄せた。
地方自治の分野で茨城県発展に力を注ぎ、瑞宝小綬章を受章した元県商工労働部長の横山仁一さん(72)は、県職員時代に取り組んだつくばエクスプレス(TX)計画の推進や東日本大震災からの復興などを振り返り、「一緒に働いた職員の頑張りや家族の支えがあって、結果を出すことができた」と感謝の思いを語った。












