気分はTX運転士 総合基地で祭り 茨城・つくばみらい
開業20周年を迎えたつくばエクスプレス(TX)の総合基地を公開する「つくばエクスプレスまつり」が3日、茨城県つくばみらい市筒戸のTX総合基地で開かれた。事前応募で当選した親子連れや鉄道ファンなど約1万人が来場し、運転台の見学や車両の綱引きなど多彩な企画を楽しんだ。
人気の運転台見学では制服に身を包んだ子どもたちが車内放送したり、汽笛を鳴らしたりして運転士気分を満喫。恒例のTX車両を引っ張る綱引きも希望者が列を作り、人気を集めた。
20周年記念展示のブースには20年前と現在の沿線風景のパネルや新旧の制服などが並び、来場者が足を止めて見入った。現在運行中の特別列車「ユニール号」や20周年記念トレインも展示された。
運転台見学を体験した同県守谷市立黒内小3年、中山雄牙さん(9)は「とても楽しかった。運転士さんが運転台でやっていることを初めて知ることができた。TXは速くて色がかっこいい」と笑顔を見せた。












