ニセ電話詐欺 古河の女性2060万円被害 茨城
茨城県警は5日、同県古河市、会社役員、女性(53)が警察官を名乗る男らに現金2060万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。
県警組織犯罪対策1課によると、女性の携帯電話に10月24日、新潟県警の警察官を名乗る男から「詐欺グループを捕まえた。あなたの名前で口座に入出金があった」などと電話があった。その後、別の警察官を名乗る男からLINE(ライン)でのやりとりを求められ、ビデオ通話で「犯人にあなたの顔写真を見せたところ、仲間と言っている」などと言われた。検察官を名乗る男には「紙幣の番号を金融庁に確認してもらい、大丈夫であれば逮捕しない」などと言われたことから、女性は同日、6回にわたって指定口座に現金計2060万円を振り込んだ。











