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白くピカピカ 飛鳥IIIが寄港 茨城港常陸那珂港区、県内初

県内に初めて寄港したクルーズ船「飛鳥III」=5日午前9時57分、茨城港常陸那珂港区中央埠頭
県内に初めて寄港したクルーズ船「飛鳥III」=5日午前9時57分、茨城港常陸那珂港区中央埠頭


国内最大級のクルーズ船「飛鳥III」(定員744人)が5日、茨城県ひたちなか市と東海村にまたがる茨城港常陸那珂港区に寄港した。県内への寄港は初めて。同日に限って埠頭(ふとう)が一般公開され、見学者が「想像より大きい」と歓声を上げながら、目前の豪華な新造船に見入った。

同船は7月に就航。日本郵船傘下の郵船クルーズが運航する。今回は5泊6日の日程で横浜-仙台間を往復。常陸那珂港区でに同日朝、中央埠頭に接岸した。

乗客約180人は茨城県内の笠間、水戸、大子・常陸太田の各方面のツアーに参加。シャトルバスを使って近くの国営ひたち海浜公園に出かける家族連れや、タクシーを使って個別に県内を巡る観光客の姿もあった。

歓迎式典には港湾関係者や地元の首長、県議などが出席し、神谷敏充船長らクルーズ船関係者をおもてなし。大井川和彦知事は「今は(観光や秋の味覚に)最高の季節。茨城を堪能してもらいたい」と茨城県の魅力をアピールした。

埠頭での見学は午前10時ごろに始まり、豪華客船を一目見ようと多くの希望者が集まった。ひたちなか市平磯町、山崎都美子さん(54)は「白くてぴかぴか。撮った写真を家族に見せたい」と目を輝かせた。

茨城県に本年度寄港したクルーズ船は7隻目で、国内の船舶は初めて。県港湾課の郡司秀昭課長は「物流・客船を問わず多くの船舶に利用してもらえるよう、使いやすい港湾整備に今後も努めていく」と述べた。



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