茨城県知事と社団法人 地域振興へ意見交換 茨城・潮来
茨城県の大井川和彦知事と県民の対話集会「大井川知事と語ろう! 新しい茨城づくり」が7日、同県潮来市内で開かれた。鹿行地域の活性化に向けて活動する一般社団法人「いたこミズベデザイン」のスタッフ6人と、水辺を生かした地域振興策などについて意見を交わした。
同法人は2023年、かつて舟運で栄えた水郷・潮来の再興を目的に設立。水路をスタンドアップパドルボード(SUP)で巡るツアーを開催したり、私設図書館「ネオ図書館」(同市潮来)を運営したりしている。ツアーでは、水路を2時間以上かけて巡り、「前川十二橋」(潮来市)と「加藤洲十二橋」(千葉県香取市)を周遊する。
現地見学の後に意見を交換し、横地綾人代表は係留船舶での水上レストラン営業を提案。大井川知事は「いいアイデア。運営したいという企業が出てきたら国の規制緩和に向けたお手伝いなどしっかりサポートしたい」と期待した。横地代表は「水辺のカフェやバーなど日常から地元の人が集う場所をつくりたい。水上レストランについても一歩前進できた」と話した。












