給食にカメムシやアブラムシ混入 4小中学校、19人分で確認 野菜の洗浄不十分が原因 茨城・つくば
茨城県つくば市教育委員会は11日、市立吾妻小、栗原小、九重小、桜中の4校の給食で配膳されたあえ物にカメムシ、スープにアブラムシがそれぞれ混入していたと発表した。野菜の洗浄が不十分だったのが原因。4校で計7クラス、少なくとも教員1人を含む19人の給食から見つかった。健康被害は確認されていない。
市教委によると、桜学校給食センターが同日調理した「ほうれんそうとくらげのあえもの」に体長約1.3センチのカメムシ、「ひらひらわんたんスープ」に同1ミリのアブラムシが混入しているのに教員や児童・生徒が気づき、学校を通して同センターに連絡した。
学校側はあえ物とスープを口にしないように周知したが、既に食べ終えたクラスもあった。
虫が混入したのはホウレンソウと小松菜とみられる。普段よりも虫の付着が多かったため、センターは調理を担当する委託業者に洗浄を徹底するように指示していたが、完全に除去できなかった。
同センターは同日、保護者に対し、おわびの通知文を送付した。市教委は青果物を納入する全業者に検品の徹底を申し入れる方針。












