つるし切りに歓声 「あんこう祭」にぎわう 茨城・大洗で16日まで
茨城県大洗町を代表する秋のイベント「商工感謝祭&大洗あんこう祭」が15日、同町港中央の大洗マリンタワー前広場などで開かれた。アンコウつるし切りの実演やステージショー、アンコウ料理の販売などがあり、大勢の来場者でにぎわった。16日まで。
つるし切りは、大洗ホテル(同町磯浜町)元総料理長の青柳裕さんが披露。「他の魚と違いエラもおいしくいただける」「キモの良し悪しで味も変わる」と各部位の特徴を紹介しながら手際よく包丁でさばき、来場者から歓声が上がった。このほか、お笑いライブやダンスショーも開かれた。
広場には30~40のブースが並び、汁物や唐揚げ、ハンバーガーといったアンコウ料理が提供された。同県那珂市から両親と初めて訪れた天野陽毬さん(8)は「アンコウやコロッケを食べたくて来た」と声を弾ませた。
同町商工観光課によると2日間で約14万人の来場を見込む。16日はアニメ「ガールズ&パンツァー」の声優や、大洗大使でプロレスラーの蝶野正洋さんらによるトークショーなどもある。












