色とりどり、508輪咲き誇る 大宝八幡宮で菊まつり 茨城・下妻
黄色や紫、深紅など色とりどりの菊花508輪が咲き誇る「下妻市菊まつり」が、茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮の境内で開かれている。会場を彩る鮮やかな花が、訪れた多くの人の目を楽しませている。24日まで。
会場には下妻市菊花会のメンバーが丹精込めて育てた力作や、付近の園児が手がけた鉢植えが並び、菊花の販売会も開催されている。中でも目を引くのは、大小さまざまな菊を組み合わせた特作花壇。管状の花びらが真っすぐ放射状に咲く「管物」などの大菊や懸崖(けんがい)、小菊を使った華やかな作品を見ることができる。
大月詮雄会長(79)は「今年は夏の猛暑に苦労した。会員のみんなが努力して手がけた作品をぜひ見てほしい」と呼びかけた。夫婦で訪れた同県坂東市、農業、飯田信男さん(76)は「ほとんど毎年来ている。きれいで香りもいい」と笑顔を見せた。












