常総線にフルラッピング 守谷の企業が第1号 茨城
関東鉄道常総線で、車両全体にデザインを施す「フルラッピング」列車の運行が始まった。第1弾は茨城県守谷市の理化学機器販売製造のUNICO(ユニコ)になった。
関東鉄道ではこれまでも企業をPRするラッピング列車を走らせてきたが、デザインは車体側面のみだった。今回は車体の前後部にも拡大した。
ユニコのラッピング列車はグレーを基調にオレンジと青のロゴマークを配置した。「グローブボックス」と呼ばれる密閉装置を主力とする同社をイメージし、工業的なメタルの質感も出した。同社の公式キャラクターで妖精の「ティティー」も隠れている。契約期間は1年。
若生哲史社長兼最高経営責任者(CEO)は「地域に根差す企業として地元人材の採用のために会社をアピールしたい」と話した。












