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J2水戸、頂点へ必勝誓う 23日敵地長崎戦 集中図り非公開練習も

長崎戦に向け練習する水戸・大崎(中央)=城里町小勝のアツマーレ
長崎戦に向け練習する水戸・大崎(中央)=城里町小勝のアツマーレ
長崎戦に向け指導する森直樹監督=城里町小勝のアツマーレ
長崎戦に向け指導する森直樹監督=城里町小勝のアツマーレ


J2水戸は19日、茨城県城里町小勝のアツマーレで報道陣に練習を公開した。リーグ優勝とJ1昇格を懸けて戦う23日の長崎戦に向け、選手たちは約2時間の調整を行った。大一番を前に、水戸の中盤を支える大崎は「二度とない昇格、優勝のチャンスを必ずものにしたい」と必勝を誓った。

水戸の今季通算成績は19勝10分け7敗、勝ち点67で首位。残り2試合で、次節は同66で2位の長崎との直接対決に挑む。勝てばリーグ優勝とJ1昇格が同時に決まる。引き分けでも3位大宮、4位千葉がそれぞれ引き分け以下に終われば、J1自動昇格圏の2位以上が確定する。

冒頭公開部で選手たちはランニングや球回しなどで汗を流した後、約1時間の非公開練習を行った。当初はサポーターに向けた公開練習として予定されていたが、急きょ一般非公開として実施。森監督は「『今週はいつもと違う』と選手に緊張感を与え、集中させるため」と狙いを説明した。

対する長崎は元日本代表の山口と元J1鹿島のディエゴピトゥカの両ボランチが脅威だ。水戸の大崎は「自らアクションを起こし、速い攻撃で仕留めるのが水戸のサッカー。戦いを曲げるつもりはない」と徹底抗戦の構えを示した。

この日は左膝負傷から復帰を目指すエース渡辺も全体練習に加わり、パス交換で順調な回復ぶりを示した。指揮官は「良くなってきている。あとは彼自身の問題。コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と近日中の復帰を示唆した。

また、U-22(22歳以下)日本代表のイングランド遠征で離脱していた斎藤は同日帰国し、今後は水戸の全体練習に合流する見込みだ。

■森監督「歴史塗り替える」

勝てばリーグ優勝とJ1昇格が同時に決まる長崎との頂上決戦に向け、水戸の森監督に意気込みなどを聞いた。

-長崎戦で選手に意識させることは。

1年間積み上げてきたものをしっかり出すこと。昇格と優勝を決めること。そして、必ず勝つこと。新たな水戸の歴史をつくってほしい。

-普段の試合とは違う雰囲気になる。勝敗を分けるポイントは。

自分たちがこの順位にいるのは簡単に失点せず、90分で拮抗(きっこう)した試合に持ち込むことを年間通してやってきたからこそ。アウェーで相手サポーターが格段に多い中、選手たちがやってきたことを出せるかが大事になる。

-理想の試合展開は。

相手を圧迫したい。そのためには勢いを持って試合に入らなければいけない。マンパワーのほか走力、バトルなどチームのタスクを発揮できるように準備していく。

-茨城県内のパブリックビューイング(PV)会場も抽選の盛況ぶり。熱の高まりを感じているか。

遠い長崎にも多くのサポーターが駆け付けてくれると聞いている。期待感を感じる。しっかり応えられるように、勝つサッカーをしていきたい。

-今節のテーマは。

「歴史を塗り替える」。水戸だけでなく、日本サッカー界の歴史を塗り替えるほどのことをやっている。全てのことを塗り替えたい。




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