20日午後0時15分ごろ、茨城県つくば市並木4丁目の県道で、同県結城市、会社員、男性(44)の大型トラックが、前方に止まっていた高所作業車のアーム部に衝突、弾みでアーム先端のゴンドラに乗っていた男性2人が約3～4メートル下の地面に転落し、いずれも重傷を負った。県警つくば署で事故原因を調べている。

同署によると、転落した2人はいずれも会社員で、同県つくば市、男性(39)と同県土浦市、インドネシア国籍の男性(24)。それぞれ頭部骨折とあばら骨を折る重傷を負った。

同署によると、2人は県道に架かる歩道橋の補修作業中だった。道路は片側2車線の直線。つくば市によると、橋の下側から地面までの高さは約4.7メートル。高所作業車は左側の走行車線を規制して止まっていた。アーム部が隣の車線にはみ出したことで、同車線を走行してきた大型トラックの荷台上部が衝突したという。