菊池さん、藤井さん最優秀賞 茨城県産米の極みコンテスト
茨城県産のおいしい米を選ぶ「いばらき米の極み頂上コンテスト」の最終審査と表彰式が21日、同県水戸市内で開かれ、最優秀賞にレギュラー米部門で同県大子町の菊池幸一さん(73)の生産した「ゆうだい21」、有機米部門で同県石岡市の藤井弘文さん(69)が手がけた「コシヒカリ」がそれぞれ選ばれた。2部門で計10点が入賞した。
コンテストは県が主催。県産米のおいしさと認知度を高めるために実施され、今回で5回目。レギュラー米部門は80点、有機米部門は22点の計102点の応募があった。
1次、2次審査を経た計10点を専門家6人が審査。米の艶、白さの「外観」や口に含んだ「香り」、粘りややわらかさの「食感」、うまみや甘みの「味」を評価した。
最優秀賞に輝いた菊池さんは「肩の力を抜いて挑んだ。思いがけなく頂いた。来年も(この場に)立てるよう頑張りたい」と喜び、藤井さんは「本格的に生産し始め、4年目。昨年は3位、今年は最優秀賞。こんなにうれしいことはない」と涙ぐんだ。
最優秀賞の受賞米は、都内高級レストランへ売り込むほか、県アンテナショップ「IBARAKIsense」(イバラキセンス)で販売していく。
こぼほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
【レギュラー米部門】
優秀賞 山田浩之(河内町)▽優良賞 谷田部晃功(大子町)▽入賞 岡田弘(石岡市)山口好文(城里町)飯村昭司(同)
【有機米部門】
優秀賞 藤田正美(常陸大宮市)▽優良賞 八戸敦史(土浦市)▽入賞 大野満雄(稲敷市)












