知事賞に重藤さん(鉾田北小) 茨城新聞読書感想文コンクール 水戸で表彰式
第53回茨城新聞小学生読書感想文コンクール(茨城新聞社主催、茨城県、県議会、県教委など後援)の表彰式が22日、同県水戸市笠原町の県開発公社ビルで開かれ、県知事賞に輝いた同県鉾田市立鉾田北小4年の重藤和磨さん(10)ら入賞者に賞状や盾などが贈られた。
コンクールには県内77校から212編の応募があり、県知事賞や県議会議長賞など特別賞9編、優秀賞18編、佳作50編が選ばれた。
表彰式では入賞者への表彰や、重藤さんによる感想文の朗読が行われた。
重藤さんは、主人公が仲間と協力しながら仮想現実(VR)を冒険する物語「キッズバースアドベンチャー」を選んだ。
感想文では、主人公が「仲間とアイデアを出し合い、一ち団結して困なんを乗りこえていく」姿に共感。自分が憧れの宇宙飛行士になるため「最初からあきらめず、ふみ出すことが必要」とつづり、「ぼく自身の目で宇宙から地球を見ると心にちかった」と結んだ。
審査員長の三原和弥県義務教育課指導主事は「どの作品も作者の心の声があり、個性が光っていた」と総評。入賞者らへ「本との出合いや、読書で得た知識や感動を周りの人と分かち合う時間を大切にしてほしい」と呼びかけた。












