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J2水戸サポーター「次こそ」 茨城県内6カ所でPV 1200人がエール

J2長崎戦のパブリックビューイングで、水戸の選手が決定機を逃し、悔しがるサポーター=23日午後、水戸市役所
J2長崎戦のパブリックビューイングで、水戸の選手が決定機を逃し、悔しがるサポーター=23日午後、水戸市役所


サッカーJ2水戸ホーリホックの長崎戦のパプリックビューイング(PV)が23日、水戸市や城里町など茨城県内6カ所で行われ、計約1200人のサポーターが画面越しにエールを送った。水戸はこの日のJ2優勝とJ1昇格を逃したが、サポーターたちは最後まで攻め続けたチームの健闘をたたえた。29日に同市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で行われる最終戦に向け、「勝って昇格を決めてくれ」と願った。

市役所のPV会場には、水戸のクラブカラーの青色の服を着たサポーターたちが詰めかけた。ゲスト解説に水戸の元選手で、水戸啓明高サッカー部コーチの金久保順さんらを招いた。

試合は追い付いて突き放される展開となった。1点を追う前半34分、水戸が同点のゴールを決めると、サポーターは総立ちになり、ハイタッチしたり、旗を振ったりして歓喜した。後半20分、再び失点。サポーターは得点を狙い果敢に攻める水戸のプレーを固唾(かたず)をのんで見守った。そのまま試合が終わったが、最後まで諦めないプレーを見せた選手を拍手でねぎらった。

市内の小学2年、瀬谷一心さん(8)は父親の剛弘さん(40)と旗を振って応援。「次はいっぱいシュートを決めて勝ってほしい」と願った。同県常総市の山田健瑠さん(43)と長男の篤武さん(9)は「初めての昇格は簡単にいかない。次も応援する」と話した。

普段、チームは同町小勝のアツマーレで練習をしている。同町石塚のコミュニティセンター城里でもPVが行われ、サポーターが熱い声援を送った。試合前日の22日に笠間稲荷神社で必勝祈願したという水戸市の根本もと子さん(80)は、娘や孫ら家族5人で参加。試合後は目頭を押さえ、「水戸も勢いがあって惜しかった。ケーズスタで昇格を見届けたい」と話した。



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