鹿島臨海鉄道 「鉄印」販売 涸沼PR 駅限定、スズガモ描く 茨城
鹿島臨海鉄道と涸沼水鳥・湿地センター(茨城県茨城町下石崎)がコラボレーションした「鉄印」が、同県鉾田市下太田の同鉄道涸沼駅限定で販売されている。記帳料は400円、購入には鉄印帳(2200円)か同フリー版(1320円)と、当日の乗車券が必要だ。
鉄印は御朱印の鉄道版。鉄印帳を購入して各鉄道会社の指定窓口で乗車券の提示と記帳料を支払うことで、各社オリジナルの鉄印がもらえる仕組み。第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社の連携事業として、2020年に始まった。
今回完成した鉄印は涸沼・水鳥湿地センターが完成したことを受け、鉄道利用者にも涸沼をPRしたいとの思いで作製。毎年冬の涸沼に5000羽以上が訪れるというスズガモを中央に描き、背景に夕日に染まる涸沼を配置した。
デザインを担当した鉾田市観光物産協会の中根美和さん(24)は「スズガモの毛並みや飛翔の躍動感にこだわった。和風の色合いやイラストの質感を楽しんでほしい」と話した。











