【更新】茨城・神栖市長選 全票再点検でも同数 無効票も変わらず
得票同数のため、公選法の規定によるくじ引きで新人の木内敏之氏(64)の当選が決まった茨城県神栖市長選を巡り、市選挙管理委員会は26日、落選した現職、石田進氏(67)の陣営が当選無効などを求めた異議申し出を受け、同市溝口の市民体育館で全ての投票用紙の再点検を行った。約5時間に及ぶ点検の結果、それぞれの得票は1万6724票の同数のまま変わらなかった。市選管は近く会議を開き、異議申し出を棄却するかどうかを正式に決定する。
再点検の対象となったのは、3万3667票の投票用紙。作業は26日午前9時半に始まり、市職員が一票一票を改めて確認した。木内、石田両氏の得票は変わらず、無効票に仕分けられていた219票についても判断に変更はなかった。
点検結果を受け、石田氏は再び同票となったことに驚きつつ、「いつまでも市を二分していてもしょうがない。多くの市民の皆さんに納得していただく形で決着をつけられれば」と述べた。異議申し出が棄却された場合、県選管に審査を申し立てるかどうかについては「後援会と相談しながら明日にでも対応を決めたい」とした。
木内氏は「同じ結果が出て正直ほっとしている。この結果を重く見て、これからの市政運営を頑張っていきたい」と述べた。
同市長選は9日に投開票された。石田氏の陣営は、無効票の中に有効票と思われる票が複数あったのを立会人が見たとして、当選無効と全ての票の再審査を求め、10日に市選管に異議を申し出ていた。











