《秋さんぽ》境内、錦に染まる 桜川・五所駒瀧神社 茨城
茨城県桜川市真壁町山尾の五所駒瀧神社で紅葉が進んでいる。大小さまざまなモミジが色づき、境内は錦に染まっている。
同神社は1014年創建。桜井崇宮司によると、境内のモミジは江戸時代から立つ古木などから落ちた種が各所で芽吹き、30~40年かけて現在の大きさに育ったという。同神社は権現山の麓に位置し、葉の色は日当たりの違いで黄や赤、緑などが入り交じる。境内を流れる不動沢川が寒暖差を生み、葉は鮮やかさを増すという。桜井宮司は「自然が織りなす美しさを味わってほしい」と語った。見頃は今月いっぱい。
群馬県前橋市から訪れた会社員、松井若菜さん(27)は「色合いに変化がある紅葉に癒やされた」と話した。












