【続報】茨城・神栖市長選 落選の石田氏 「同数、納得できない」 異議申し出棄却で県選管に申し立て意向表明
得票同数のため、公選法の規定によるくじ引きで新人の木内敏之氏(64)の当選が決まった茨城県神栖市長選を巡り、落選した現職、石田進氏(67)は27日、市選挙管理委員会に異議申し出が正式に棄却された場合、県選挙管理委員会に審査を申し立てる意向を明らかにした。
石田氏は理由について、「市選管が発表した同数というのは納得できない。再度県選管へ対応を求める。くじの引き方についても納得がいかないので、やり方についても検討してもらいたい」とコメントした。
同市長選を巡っては、9日の投開票で得票が同数となり、公選法に基づき選挙長がくじを引いた結果、木内氏が当選した。市選管は石田氏の陣営関係者から10日付と20日付で2度の異議申し出を受け、26日に全票再点検を実施した結果、得票数は変わらなかった。
市選管は近く会議を開き、異議申し出についてそれぞれ正式な決定を出す方針だ。県選管に審査申し立てできるのは、決定から21日間。












