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ひたちなかのサツマイモ基腐病 茨城県、土壌消毒完了で緊急事態宣言解除

サツマイモ基腐病を発病したサツマイモ断面(県提供)
サツマイモ基腐病を発病したサツマイモ断面(県提供)


干し芋の産地、茨城県ひたちなか市で発生した病害「サツマイモ基腐病」を巡り、県は27日、消毒の対象としていた地域内のすべてのサツマイモ畑で土壌消毒を完了したと発表した。完了に伴い、県は同日、同市に発出した独自の緊急事態宣言を解除した。一方、家庭菜園など未完了の畑もあり、生産者の同意を得ながら消毒作業を進める。

県は今月6日から市やJA常陸、生産者と協力し、発生が確認された畑から500メートル周辺の畑で土壌消毒を開始。27日現在で約26ヘクタール中24ヘクタールが完了した。

残りの2ヘクタールは、家庭菜園を含む複数の畑。県は生産者の同意を得て、収穫後に消毒を進めたい考え。

サツマイモ基腐病は今月5日以降、市内で相次いで確認。産地を守ろうと、県は18日、市全域を対象に緊急事態宣言を発出した。その後は県内で確認されていないが、県はサツマイモ産地で警戒を続け、原因を追究していく。



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