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J1鹿島、王座奪還へ大一番 鬼木監督「勝利つかむ」 30日東京V戦

東京V戦に向けての練習で指示を送るJ1鹿島の鬼木監督(手前)=クラブハウスグラウンド
東京V戦に向けての練習で指示を送るJ1鹿島の鬼木監督(手前)=クラブハウスグラウンド


残り2試合となったJ1で首位を走る鹿島は27日、30日に控えるJ1第37節東京V戦に向け、クラブハウスグラウンドで非公開練習を実施した。今節で勝利して2位柏が新潟に敗れると、鹿島の9季ぶりのJ1優勝が決まる。大一番へ、鬼木監督は「恐れるのではなく、自分たちから本気で勝利をつかみにいく」と目線を鋭く意気込みを語る。

優勝の行方は、鹿島と柏の2チームに絞られた。両者の勝ち点差はわずか1。鹿島は王座奪還に向けて、引き分け一つも許されない状況だ。柏の結果次第で今節での優勝が決まる可能性もあるが、鬼木監督は「他に期待すると隙が生まれる。しっかりと二つ勝って締めたい」と強調。知念も「今節で(優勝が)決まると思っていない」と語り、チームの目線は残り試合を勝利で締めることだけに向いている様子だ。

レオセアラと知念のゴールで勝利し、首位を堅持した前節横浜FC戦から約3週間のリーグ中断期間を挟んだ。この期間で「選手たちはめりはりを付けながら上手に(調整を)やってくれた」と指揮官。チームとしてさらなる成長を図りつつ、順調なコンディション調整を進めたようだ。

今節対戦する東京Vは、しっかり整備された強固な守備が売り。今季はリーグ戦17試合を無失点に抑えるなど守りに安定感がある。司令塔の森田の攻守にわたった働きにも警戒が必要だ。

鹿島は、前線からのプレスと自陣でのブロックを巧みに使い分ける相手守備網をいかに攻略するかが勝利への鍵になる。三竿、知念の両ボランチの的確なかじ取りから得点機を増やしたい。セットプレーをゴールにつなげられるかどうかも大きなポイント。鬼木監督は「堅い相手に対してよりアグレッシブに点を取りにいく」と語気を強める。

優勝が懸かった試合でも、指揮官は「自分たちのやるべきことは変わらない」。勝負の東京V戦は午後2時キックオフ。




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