常磐3市の魅力発信 高校生ら動画を制作 プロが助言 茨城・福島
茨城県高萩市、同県北茨城市、福島県いわき市の常磐3市の高校生らが、若者目線で街の魅力を発信するPR動画を制作した。映像制作のプロから助言を受けながら工夫を凝らし、各市自慢の食や景色、歴史などを短編映像に落とし込んだ。各市は動画を公開することで拡散してもらい、周遊や交流人口の増加につなげる。
動画制作は昨年に続き、常磐3市で構成する「広域観光行政連絡協議会」の事業として実施。参加者は高校生や若手職員ら計10人で、市ごとにチームを編成した。映像制作会社「イメージワークスプロダクション」(いわき市)が協力し、11月上旬に3日間に分けて制作に取り組んだ。
初日はチームでコンセプトを共有。撮影場所に電話をかけ、撮影許可を取っていった。2日目は各地を巡り撮影。同社員からカメラの位置取りやシチュエーションなどの助言を受けた。最終日は編集ソフトを使って動画をまとめ、上映会を実施した。
高萩市チームは、初めて同市を訪れた女性2人が観光しながら街の魅力に気付いていくという趣旨で撮影。JR高萩駅に降り立った2人がカフェに立ち寄りながら景勝地の高戸小浜や花貫渓谷を巡り、市内観光のモデルコースを示した。また、拡散されやすいようスポットごとに交流サイト(SNS)の検索目印となる「#(ハッシュタグ)」を付けた。
北茨城市チームは県立磯原郷英高の生徒が地元の魅力を再発見するというコンセプトの下、「偉人」「名所」「食」の3編に分けて撮影。各1分程度で、昨年と同様スマートフォンで見やすいよう「縦型」を採用した。偉人編では資料館や美術館を巡り、同市ゆかりの野口雨情や岡倉天心の足跡をたどった。食編では郷土料理「どぶ汁」や人気菓子「磯原まんじゅう」などを紹介した。
いわき市チームはいずれも1分ほどで、市南部に焦点を当てた動画と「放課後フィルム」と題した動画を制作した。
動画は近日中に市のユーチューブやSNSなどで公開される予定。












