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明治安田J2最終節 水戸昇格〝あと1勝〟 森監督「3度目の正直」 29日ホーム大分戦

最終節大分戦に向け、調整するJ2水戸の選手たち=アツマーレ
最終節大分戦に向け、調整するJ2水戸の選手たち=アツマーレ


明治安田J2最終節は29日、各地で10試合が行われ、2位の水戸はケーズデンキスタジアム水戸で16位の大分と対戦する。キックオフは午後2時。水戸の今季通算成績は19勝10分け8敗、勝ち点67。J1昇格を巡る大混戦もついにクライマックス。水戸が自力で昇格を決めるには勝利が必須だ。入場券完売の本拠地を歓喜に染め上げたい。

昇格まで〝あと1勝〟のプレッシャーは計り知れず、悲願を目前に足踏みが続いている。「2度の昇格のチャンスを逃しているが、3度目の正直で決める。サポーターには胸を締め付けさせる思いをさせているので、それをパーンと晴らしてあげたい」。今季初の連敗を喫した直後に迎える最終戦へ、森監督は並々ならぬ思いを抱いている。

J1自動昇格圏の2位以内を手中に収めるには、引き分けや負けた場合でも他会場の結果次第で決まる可能性がある。ただ、今季後半戦以降に目標としてきた「J1昇格」と「リーグ優勝」を同時に決めるには勝利でしか道は開けない。それだけに、今節は立ち上がりから強気に積極的な攻撃で主導権を握れるかがポイントだ。

勝利の鍵を握る攻撃陣は直近5試合で3得点と歯がゆさがにじむ。主戦の斎藤は「1人ではどうしようもないので、コンビネーションを使うことを意識したい」と説く。5バックの守備を敷く大分に対し、連動性は欠かせない。負傷から約2カ月ぶりの復帰が待たれるエース渡辺のベンチ入りも濃厚で、攻撃の幅を広げる存在として期待がかかる。

攻撃の起点を担ってきた守護神のGK西川を出場停止で欠く状況だが、指揮官は「今季の積み上げを出し切るだけ」ときっぱり。泣いても笑っても、今季最後の90分が始まる。




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