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熱闘の国際大会閉幕 境アーバンスポーツフェス 茨城

BMXフリースタイル・パークのワールドカップで優勝した小沢美晴選手=境町上小橋
BMXフリースタイル・パークのワールドカップで優勝した小沢美晴選手=境町上小橋


茨城県境町上小橋で開かれていた国際大会「茨城境アーバンスポーツフェス」(同実行委員会主催)が30日、最終日を迎え、自転車BMXフリースタイル・パークのワールドカップ(W杯)決勝などが行われた。女子決勝は、岐阜県出身の小沢美晴選手(16)が優勝し、年間総合ランキング1位に輝いた。

女子決勝では、同県出身の吉田実央選手(15)も2位に入った。同W杯は今季最終戦に当たる。会場では今大会の上位者とともに、年間総合ランキングの上位者も表彰された。この日、観戦に訪れた大井川和彦知事や橋本正裕町長らから優勝盾やぬいぐるみを手渡された小沢選手は「うれしい」と率直に喜びを表した。

男子決勝は29日の準決勝を1位通過していたパリ五輪代表の中村輪夢選手(23)=京都府出身=が6位、小沢美晴選手の兄の小沢楓選手(18)が8位だった。

中村選手は試合後、メディアの取材に応え「(やろうと考えていた技を)決めきれなかった」と悔しさをにじませた。また、開催地の境町について「スポーツで街を盛り上げようとする姿勢を感じる。大会を通じてBMXをより身近に感じてもらうきっかけになれば」と話した。

大会期間中、幅広い年代の観客が集まり、激しい戦いを繰り広げた国内外のトップ選手に熱い声援を送った。野口富太郎実行委員長は「初めての試みで準備期間も限られていたが、おかげさまで盛況だった。来年はもっとレベルアップしたい」と意欲を示した。

同町在住の明賀芽泉選手がローラーフリースタイル(インラインスケート)競技の世界選手権で優勝するなど、地元選手の活躍も目立った。橋本町長は「活躍できる選手が来年も生まれるよう、引き続き応援していきたい」と語った。



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