J1鹿島白星、サポーター歓喜 メルスタPV 最終節ホーム、Vに期待
サッカーJ1で首位を走る鹿島アントラーズの東京V戦のパブリックビューイング(PV)が30日、茨城県鹿嶋市神向寺のメルカリスタジアムで行われ、勝てば優勝の可能性がある中、約2300人のサポーターが詰めかけた。2位柏も勝利したため、9年ぶりの制覇はお預けとなったが、最終節ホームでの自力優勝に期待が膨らむ白星に歓喜した。
試合開始2時間前の正午にスタンドが開放されると、ユニホームやグッズを身に着けたサポーターが次々と入場。開始前には中継映像から聞こえる現地の応援に合わせ、タオルを回した。後半、MF松村優太選手が先制点を決めると熱気は最高潮。サポーターらは拳を突き上げて立ち上がり、周囲の人たちと喜び合った。
この1点を守り切り鹿島は勝利。最終節に向け、同県神栖市木崎、会社員、福島詞音さん(25)は「スタジアムで応援する。気張らずに、泥くさく1点を取って勝ってほしい」と思いを語った。鹿嶋市緑ケ丘、瑞慶覧(ずけらん)ももこさん(30)は「信じて応援するだけ。選手にはいつも通りの気持ちで試合に挑んでもらいたい」と願いを込めた。
同県水戸市千波町、会社員、佐々木愛さん(40)は「J1鹿島と(J2を制覇した)水戸がダブル優勝し、茨城のサッカーの強さを見せてほしい」と期待を寄せた。












